GRとLightroom Mobileは現時点で最強のモバイル現像環境だと思う。

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28th Jun 2016
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[2017年1月追記]

このエントリーを書いた僅か1月後に、AdobeがLightroom MobileでDNG以外のRAW対応を発表しました。
おかげで本稿の趣旨の半分以上は意味がなくなってしまいましたが、GRが素晴らしいスナップシューターに変わりはないので取りあえずそのまま残しておきます。

[追記ここまで] 

 

ちょっと前に新婚旅行でモルディブに行く機会がありまして、なるべく軽装で行きたかったということもあり普段使っているD800とレンズ一式は自宅に置いて、GRとLightroom Mobileだけでどこまで撮れるか試してみたのですが、これがなかなか楽しくて。

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ここに載せる写真は全てGRで撮影して、Lightroom Mobileで調整を加えたものですが、我ながら「これ、コンデジで撮ったの?」と言われるような品質になったという自負があります。(まぁ、そもそもでGRがAPS-Cセンサー&専用設計単焦点レンズという、入門機レベルの一眼レフカメラを凌駕する描画性能を持っているのですが)

そして、実はGRで撮影されたRAWファイルって、直接Lightroom Mobileに取り込むことができるんですよ。

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2016年6月現在、原則としてLightroom Mobileは各カメラメーカーのRAWファイルは直接読み込みができず、デスクトップ版のLightroomで一度読み込んでからクラウド経由でスマートプレビューの同期をかける、という面倒なステップを踏まなくてはいけません。しかし、GRに関してはAdobeが提唱しているDNG形式を採用しているので、撮影したRAWデータをEye-Fi経由でiPadに転送したら、あとはLightroom Mobileから開くだけでRAW現像を始められてしまうのです。(最新のGR IIならWi-Fi対応なのでEye-Fiすら不要ですね)

なんとなく撮影したスナップをプールサイドやベッドの上でゴロゴロしながらiPadに転送すればその場で現像ができるので、RAW現像にありがちな「腰を落ち着ける」必要がまるでなく、その場の気分で直前に見た記憶そのままに調整をかけることができます。さらに、iPad内で書き出しを行えばInstagramやTwitterなんかにパッと投稿することも可能。このスムーズな連携はたまりません。ちなみに僕の所有しているiPadは2世代前のiPad mini 2 なのですが特にストレスなく作業ができています。

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GRというカメラが「最強のスナップシューター」とも呼ばれ、RAWよりもJPGをメインに使う人が多いような印象がですが、DNG採用カメラがほとんど存在しない現状では(コンパクトハイエンドではGRが唯一)、このGRとLightroom Mobileの組み合わせは個人的に「最強のモバイル現像環境」になりうると信じています。GRとiPad miniの全重量を足しても550g程度。一眼レフ用のレンズ一つ分の重さで、APS-Cレベルの撮影からRAW現像まで一貫して完了できてしまう。 正直、バックパッカー時代の自分にこの環境を与えてやりたかった。旅人にとっては荷物削減は至上命題ですから。

まぁ、最近はそこまでガッツリとした旅をすることはないのですが、この組み合わせは本当に楽しいので、しばらくはメインのスナップ環境として使っていくことになりそうです。

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